「新しい生活様式」におけるイベントへ 実行委員長より

2014年にスタートした「北九州フードフェスティバル」。
今年はコロナ禍の中、開催にこぎつけるまでにさまざまな障壁がありました。

今年の「北九州フードフェスティバル」はどのような形で実施するのか、実行委員長の杉野重人からお伝えします。

コロナ禍で生まれたコンセプト「オンラインとリアルの融合」

昨年(2019年)の北九州フードフェスティバルの模様

2014年から、北九州市とともに「街のにぎわいづくり」を目的にした“エンターテイメントとしての”食の魅力発信を続けてきました。

2018年は台風で中止になったので、今年で6回目の開催となります。

例年だと4月か5月あたりから準備を始めるのですが、今年は緊急事態宣言が出ていたので身動きが取れず、今年の開催は半ばあきらめていました。

現在、飲食店さんは新型コロナウイルスの影響で営業の継続が厳しい状態にあります。

この状況の中で北九州フードフェスティバルとしてどんなことができるのか、実行委員会メンバーとともに何度も話し合いを重ねてきました。

そこで生まれたコンセプトが「オンラインとリアルの融合」です。

新型コロナの影響で、いわゆる「リアルな場」が目に見えて少なくなったと感じています。

飲食店に足を運ぶことすらできない中で、多くのお店がテイクアウトやデリバリーといった業態に転換せざるを得ない状況になりました。

そのような状況の下で、インターネットを使ったオンラインのサービスの需要が高まったんじゃないかなと思っています。

ECサイトでの販売をはじめとする非接触のサービスが増えましたし、Zoomなどを使ったオンライン飲み会も流行りましたよね。

コロナ禍で「場の価値」の重要性を再認識

一方で、コロナ渦において影響が少なかった飲食店があることもまた事実です。

そういったお店がその他のお店と何が違っていたのか、私たちなりに考えてみた結果、「熱量の高いファンの存在」にたどりつきました。

お店のシェフやスタッフ、料理、そして提供している価値へのリスペクトが強いお店ほど、新型コロナによるマイナスの影響が少なかったのでは、と考えています。

これまでに、私たち北九州フードフェスティバルが目指してきたもののひとつに“価値を高める”というものがあります。

現在のこのコロナ渦においては、「お店の価値」や「場の価値」というものの重要性がより高まってきていると感じています。

実際、熱量の高いファンが好きな飲食店を守ろうとする動きがあちらこちらで見られました。

私自身も、いろんな形で好きなお店を応援しました。お弁当を買いに行ったり、デリバリーサービスを利用したり。
同じような行動を取った方も多いのではないでしょうか。

“価値を高める”ための取り組み

「北九州フードフェスティバル2019」実行委員の皆さん

今回の「北九州フードフェスティバル」では、“価値を高める”ための取り組みとして、継続して魅力を発信し続けられるよう、オンライン(インターネット上)にも「場」を作りました。

昨年同様、参加する5人の料理人にフォーカスを当てた映像を用意したり、ホームページ上では、イチオシのお店、思い出のエピソードなど、北九州市内の食のについてのエッセイを掲載したりしています。

応募されたエッセイを読むと、それぞれの思い出やこだわりを強く感じますね。
皆さんの中で飲食店がそういう場所になり得るんだなとつくづく思いますし、やはりそういったお店には営業を続けてほしいと願っています。

また、お店に対しての応援メッセージにもなるので、読んでいてとてもほっこりした気持ちになります。

皆さんもぜひ応募してくださいね。

高校生の表現の場としてのフードフェスティバル

そして今年の大きな特徴は、北九州市内の高校生とのコラボです。

折尾高校、北九州市立高校、小倉商業高校の3校の生徒さんが参加されます。いや「参加」という形ではなく一緒に作り上げるという思いで私たちは接しています。

高校生の皆さんがやりたいこと、この時代に感じていること、将来への思いなどを自由に表現してもらえる「場」になるように準備を進めています。

次の時代を作る若き高校生たちの思いを感じてもらえると嬉しいです。

また、今年は新型コロナによって開催できなかったイベントや事業の発表の場としての役割も担うことになりました。

実は、これらは私たちがずっとやりたかったことでもあるんです。

そのこともあり、今回は今まで接点がなかった方々と一緒に、この北九州フードフェスティバルを作り上げています。

毎年開催されている西日本最大の環境イベント「エコライフステージ」や新型コロナの影響でオープンが遅れている「堺町公園屋台村」の皆さんにも参加していただきます。
25日は、「こくらハロウィン」の回遊ポイントにもなっております。

「新しい生活様式」におけるイベント

新型コロナウイルスの影響が治まらない中、感染症対策が最大のポイントであると考えています。

北九州市の担当職員に加え、福岡県のコロナ対策の専門家の皆さんのご意見を参考に、できる限りの対策を講じて開催します。

今回は昨年と同様、船場広場をはじめとするオープンスペースでの開催になります。

ご来場される皆様におかれましては「新しい生活様式」に則ってマスクの着用をお願いします。

また、もしものときに備え、ご来場の皆さんには来場者登録をお願いします。
誰がどの時間に来場しているのかを出来る限り把握することで、速やかに対策を講じることが目的です。

そして、ご登録いただいた来場者の皆さんにリストバンドを配布します。

このリストバンドを着用している方のみが、出店のお店で商品を購入することができます。

また、イベント会場内にはAI画像解析カメラを設置し、面積あたりの人の密度を常時測定して入場制限などの指針に活用します。

もちろん、出店される飲食店の方々へも感染拡大予防対策にご協力いただきます。

ご来場の方々にはご面倒をおかけしますが、イベントの開催にはお客様の協力が不可欠です。

新しい生活様式のイベントの楽しみ方を一緒に作り上げましょう。

どうぞよろしくお願いいたします。

【開催日時・場所】

■開催日時

10月24日(土)11時~21時
10月25日(日)11時~20時

■会場

小倉井筒屋横のクロスロード、船場広場
※紫川沿いが飲食エリアに、紫川を渡った先がキッチンカーエリアとなります。

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